持続可能な都市に向け“地産地消型”クレジット取引構想を発表

 10月23日、ISO(国際標準化機構)専門委員会国際会議の一環として、国際ワークショップ「浜松発・持続可能な都市づくりと国際標準化の最前線」がアクトシティ浜松で開かれ、浜松経済同友会で幹事を務めるサーラコーポレーションの仲野哲央執行役員が、同会を代表して「浜松地域が推進するカーボンニュートラルへの取り組み」をテーマに講演を行いました。講演では、浜松市天竜区にある秋葉山の森林が吸収したCO2の量を「カーボンクレジット」として認証し、地元企業がクレジットを購入して自社のCO2排出量を相殺するプロジェクトについて紹介がありました。仲野さんは「地域内で資金がまわり、森林の整備充実も期待できる。本年度中に構想をまとめ、地元経済の脱炭素化を後押しする“地産地消型”の好循環モデルを構築したい」と話しました。