株主の皆さまにおかれましては、平素より当社グループにご支援を賜り、厚くお礼申しあげます。
 
当社グループ(呼称:サーラグループ)は現在、2017年度から2019年度までの3年間を対象とする第3次グループ中期経営計画に取り組んでいます。
これまで実行してきました第1次および第2次のグループ中期経営計画の6年間においては、基盤の整備とその活用に取り組み、グループ経常利益を成果指標として設定しました。具体的な取り組みとしては、暮らしのショールーム機能を備えた「サーラプラザ」を中心とするグループのお客さま接点拠点の整備、注力事業としてのリフォーム、宅配水の推進本部などグループ横断的な事業推進を行いました。また、電力小売販売の開始、バイオマス発電所の建設着手を行い、電力事業の本格的な展開を開始し、豊橋駅前再開発事業への参画などのまちづくり事業にも取り組んでいます。成果指標であるグループ経常利益については、当該6年間すべての年で目標を達成し、安定した収益力と財務体質へと着実に前進しています。一方、エネルギーのお客さまの増加策、お客さま接点機会の充実、経営から現場までの全階層でのPDCAサイクルの定着といった大きな課題もあります。


本格化する成熟社会の中、2016年4月の電力に続き、2017年4月にはガスの小売全面自由化がスタートし、エネルギー業界は大競争時代に突入しました。住まいや暮らしなどの家庭用分野、製造業や建設業などの業務用分野では、異業種の参入や業種間連携などこれまでとは異なる競争環境へと変化が起こっています。このような中でお客さまからの支持を得るためには、グループ力を結集して魅力ある商品やサービスを提供していく必要があります。商品やサービスの複合化の流れに対して、わたしたちは、エネルギー事業をベースに幅広い事業を長年にわたって地域密着で展開しており、大きなアドバンテージを持っています。しかし、地域社会やマーケットの変化に素早く対応する変革を行わなければ、今後の成長はありません。


第3次グループ中期経営計画では、「私のまちにはサーラがある」をテーマとして掲げました。1次、2次中期経営計画で整備してきた基盤を、お客さま起点に組み直して活用することで新しい成長を実現します。具体的には、これまで各社別に提供してきた商品・サービスをエネルギーや住まいなど一段大きな領域に括り直し、サーラの暮らしやまちの総合サービスとして、地域に広く浸透させていきます。


私たちサーラグループは、暮らしやまちに明かりを灯すガス事業から始まり、変革を積み重ねて新しい価値を生み出し続け、地域とともに発展してきました。これからも、お客さまと地域のために考え行動することを事業の中心に据えて、毎日の暮らしの中にサーラが自然と溶け込んでいる状態、「私のまちにはサーラがある」の実現を目指してまいります。
 
皆さまにおかれましては、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長