サーラコーポレーション・各社本部間の連携を強化

 サーラグループは9月4日、今年度のグループ合同緊急時対応訓練を実施しました。最大震度7の南海トラフ地震発生とそれに伴う人的・物的被害および津波浸水被害を想定した訓練にはグループ各社が参加。各社に対策本部が設置され、サーラコーポレーション・各社本部間における社員の安否、施設の被害状況などの情報伝達を中心に初動対応における基本動作の習熟を図りました。

 

 今回の訓練では、各社の訓練日を同日開催とし本部間連携の強化を図ったほか、昨年8割程度だったグループ全体の安否確認回答率の向上、そして、リアルタイムに収集したグループ情報の適切な外部発信(リリース)の3つを重点項目に掲げて取り組みました。また、情報が錯そうする状況下において様々なインシデント(出来事・事故など)に対応することを想定した訓練も実施。通常のシナリオに加え、事前予告していないシナリオがサーラコーポレーションから各社に提示され、その内容に応じて各社本部内で状況の整理と対応方針および具体策の決定が行われました。

 

 今回の訓練で明らかになった課題については、今後改善を進めるとともに、定期的に訓練を実施することでグループ全体の危機対応力の強化を図っていきます。