脱炭素社会への貢献で注目される木造店舗の内部を公開

 サーラ住宅は6月6日、豊橋南部エリアで建設中の「サーラプラザ豊橋南(仮称)」において構造見学会を開催しました。見学会にはサーラプラザの運営に携わるグループ各社の関係者をはじめ、施工業者や取引先の関係者など約70名が参加しました。10月に完成予定の同建物は、耐震性の高い木造店舗として「SE構法」を採用しています。同工法は、強い構造躯体と厳密な構造計算により、在来工法では不可能とされてきた自由度の高い空間設計と高い耐震性能を実現できることが特徴です。サーラ住宅では木造建築でも大空間を備えた建物を建てることができるということをグループ内外に知ってもらうため今回の見学会を開きました。

 見学会では、初めにサーラ住宅 事業開発室の鈴木浩太室長より、環境面から注目され、同社でも今後注力していく店舗・オフィスなどの木造非住宅事業について説明がありました。続いて、SE構法を提供する株式会社NCNの担当者より、同工法の特徴や強みについて説明があり、最後に設計を担当した事業開発チームの渡辺恭秀リーダーから、木造で最大8m幅の空間を実現している点や屋外から柱が見えるような設計となっている点など、建物の見どころについて説明がありました。その後、自由見学に移り、参加者の皆さんは木の温もりを感じながら、大空間を実現する工法を間近に見て回りました。