サーラコーポレーションは10月4日、投資・起業家育成事業などを行うNES株式会社(以下、NES社)と共同で「新東海地域ピッチコンテスト2024」(後援:愛知県豊橋市、静岡県浜松市)をemCAMPUS STUDIOで開催しました。
当日は、東三河・遠州地域およびその他のエリアから集まったスタートアップ6社のほか、豊橋市長をはじめとする自治体関係者、スタートアップ支援企業・団体や金融機関関係者など約70名が参加しました。emCAMPUS STUDIOで今回のように地域を越えて連携したスタートアップ支援・交流イベントを開くのは初めてのことです。
冒頭の挨拶で当社の神野吾郎社長は「起業して、社会課題や経営課題の役に立つことが大事。谷底に落ちても這い上がる力や情熱、そして応援してくれる仲間も必要です。地域を越えていろいろな形で共創していければ」と述べました。
イベントは2部構成で、前半の「地域スタートアップにおける資金調達」をテーマにしたパネルディスカッションでは、トレーラーハウスなどの事業を展開するYADOKARIの上杉勢太代表と、ドローンショー・ジャパンの山本雄貴代表が登壇。ベンチャーキャピタルからの資金調達を実現した2人が、地方で起業した理由をはじめ、地方に拠点を置く企業の現状や資金調達の方法などについて語りました。
また、後半のピッチコンテストでは、東三河、遠州、その他各エリアの6社が登壇。各代表者は自分たちの事業の内容や強みをアピールするとともに、それぞれのビジョンと挑戦の姿勢を力強く訴えました。審査員はNES社の海老根智仁取締役のほか、当社の神野社長および社外取締役が務めました。審査員からはそれぞれの経験に基づいた厳しい質問や様々な角度からのフィードバックがありました。なお、最優秀賞には遠州エリア代表の codeless technology の猿谷吉行代表が選ばれました。
イベント終了後には交流会があり、参加者は立場や業種、地域といった枠を越えて、今後の共創の可能性を探るネットワーク作りに熱が入っていました。
※本記事は当社グループの社内報から転載したものです